当社は、成田国際空港など主要な空港で航空会社各社の多様なニーズに応える総合的なグランドハンドリング会社を目指しています。当社の始まりは、1966年に、羽田空港において輸入共同上屋(輸入貨物の取扱い・保管業務を行う施設)をオープンしたときにさかのぼります。1978年の開港と同時に成田国際空港に進出し、国内外の航空会社を取引先に、「安全・確実・迅速」なサービスを実現してきました。国際空港で航空貨物について上屋業務を営む会社として独立系の老舗であることが当社の特徴です。
現在50社あまりの航空会社から取引いただいており、日本の航空貨物輸送の中心である成田国際空港において最大の輸入貨物取扱い会社です。
また、輸入貨物だけでなく輸出貨物についても上屋業務を行うことに加えて、空港内での航空機の誘導、航空貨物の取卸しや積込み、乗客のチェックイン、航空会社のドキュメント作成といった業務にも事業を拡大しており、総合的なグランドハンドリング会社となっています。
航空機の安全・正確な運航を支えつつ、法令を順守して通関などの各種手続きを行うには、熟練の職人技も、専門知識やノウハウも必要で、社員一人一人がそれぞれの分野のプロフェッショナルを目指しています。若い頃は、多様な分野で実務経験ができることも、当社の良いところです。
顧客の皆様からの当社への期待は厚く、更なるサービスの向上に努めています。2018年に、成田国際空港で初めてとなる上屋全体を温度管理できる施設の供用を開始しました。2020年には、新型コロナウィルス感染拡大の下でも、国際物流の一翼を担ういわゆるエッセンシャルワーカーとしての役割を果たしつつ、医薬品取扱いに関する国際認証を取得しました。2024年には、自動高層ラックや自動フォークリフトを備えた新型の施設の運営を開始します。
地域経済の中心的な担い手となりうる事業者として、経済産業省から地域未来牽引企業に選定されています。
「新しい成田空港」の構想で計画されている2028年度末の第三滑走路の供用開始により、ますます需要の増加が見込まれます。2030年代前半に予定されている東部貨物地区の供用開始は、最新のテクノロジーを活用した施設の整備を行うよい機会にもなるでしょう。
当社は成田だけでなく、中部国際空港にも進出しています。航空会社各社を通じて、英語を活かす仕事も多く、国際感覚を磨ける環境です。当社の社員の3分の1以上は30歳未満の若手です。
幅広い業務があるため、入社後に自分でも思いがけない能力を発見できて、それぞれの道を極めていける、そんな挑戦しがいのある職場です。是非、一度、お気軽にお越しになり、ご自身で職場の雰囲気をご体験ください。
代表取締役社長 岸本 浩